もちろんレコードの聴き方に厳格なルールが存在するわけではありません。聴きたいように聴くのが一番です。ただ基本的なことを知っておいた方が、よりよいコンディションでレコードを鑑賞できます。
■窓(カーテン)やドアは閉める。
「遮音」とも言います。もちろん他人への迷惑という点からも窓やドアを開けたままでレコード鑑賞するのはいただけません。その上、音漏れした状態で鑑賞すること自体が、鑑賞に対してよいコンディションではありません。レコードを聴く時はなるべく密閉された空間で聴くようにしましょう。こだわるなら壁などに吸音材などを設置してもいいでしょう。
■スピーカーは囲むように配置
スピーカーは数が少なければ聴取者の前面に配置します。4つ以上のスピーカーの場合は聴取者を円弧上に取り囲む形で配置します。スピーカーの高さは耳の高さが理想的です。
■再生中は他のことをしない
レコードは物理的な振動を直接レコード盤から読み取って再生します。塩化ビニル素材で作られたレコード盤はその性質上、静電気を発生しやすくなります。静電気が埃を吸い付け、埃による「針とび」が起こる場合があります。また、古いレコードはカビ等が発生しこれもまた針とびを引き起こす原因になります。このようレコードは再生中に針とびしやすいため、すぐに処置をしないと再生面を傷つける状況が生まれます。CDのようにかけっぱなしで何かをやりながら聴くことは避け、レコードを聴く事に集中した方がレコードを傷つけるリスクを減らせます。
■ヘッドフォンも用意しておく
もし、理想的な鑑賞環境を築けなければヘッドフォンを利用するのも手です。同程度の金額であればスピーカーよりも安価に高い音質を得ることができます。深夜に鑑賞することなども考えて、一つは良いものを買っておきましょう。