レコードは非常にデリケートな記録媒体です。ぞんざいな扱いをするとすぐに音が悪くなり、下手をすると再生できなくなります。いつまでもよい状態で再生するために保存にも気を使いましょう。
■温度・湿度の安定した場所に保管する
理想は20℃±5℃と言われています。特に高温だとレコードはすぐに変形してしまいます。私も学生時代の学園祭で炎天下のステージ上のターンテーブルにレコードを置いたとたん、するめのように反り上がった苦い思い出があります……。レコードは熱に弱いのです。
また、レコードにはすぐにカビが生えます。カビは音質劣化の大敵なので湿度にも気を付けましょう。窓際での保存を避け、可能なら湿度計を近くに置きましょう。50%±10%の範囲が理想です。
■レコードは専用のビニール袋に入れる
レコードのジャケットは基本的に紙で作られています。CDケースと違って水や汚れに大変弱いです。レコード店で買った時に付いている場合がほとんどですが、お店でまとめて販売されてもいるので、必ずビニール袋に入れた状態で保管しましょう。特に大量に持っているとレコードとレコードが擦れ合ってジャケットに簡単に傷が入ります。キズ自体もひとつの味だと感じることもできますが、せっかくのコレクションですから大事に保管したいものです。
■レコードは立てて保管する
レコードを重ねて保管するのは厳禁です。重みで下のレコードが変形してしまいます。
この時に変形を避けるため、できれば垂直に保管します。レコードを入れる箱や棚いっぱいに入れるのがいいでしょう。埃を防ぐためのふたや戸があると理想的です。
保管するにはレコード屋さんにあるレコード用のダンボール箱が安価なうえ、大量に入れられるので最適です。最初はダンボールに入れておいて、お金に余裕ができたら専用のレコード棚を買うといいでしょう。逆に数が増えてきたら棚に入りきらなくなって、ダンボールに逆戻りという人が多いみたいですが…。